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 多くの高校生が現代国語で学ぶ「山月記」。

 芸術家としての才能を自負するあまり、自尊心のとらわれから逃れられなかった一人の男が、その身を虎に堕としてなお悔恨し続ける物語である。

 「山月記」は、中国唐代の伝奇物語「人虎伝」に取材して執筆されたことは周知の通りである。

 本サイトは、近代人の苦悩を見事に描いた近代小説の金字塔「山月記」の原典「人虎伝」を漢文として読み解き、さらに「山月記」との異同を比較することで、両作品をより深く読解することを目的として編纂されている。

 サイト内には「山月記」「人虎伝」の両作品を高等学校の国語で扱う際の教材として有用と思われる資料も紹介してある。

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