スイスのクリスマス 4 赤いもの系デコレーション
- Shige
- 2020年9月17日
- 読了時間: 2分

私が暮らしている村、レザンから車で30分ほどの距離にNoville という村があります。 日本からの訪問であれば、Montreux モントルーからバスで15分ほどの場所にある小さな村。 Noville にあるガーデン・センターでは、毎年11月初頭から、知る人ぞ知る、marché de Noël クリスマス・マーケットが開催されます。 (参考サイト:Garden Centre Noville)
欧州のクリスマス・デコレーションを Noville のmarché de Noël で目にすることができる装飾の写真でお届けしています。
「スイスのクリスマス」第4回は赤をテーマにお届けします。

赤は緑の反対色。Evergreen の樅の木にもっとも映える色が、クリスマスを象徴するのは、永遠の幸福を祈る気持ちのあらわれなのかも知れませんね。
そして、赤はスイスの国旗のメインカラー。常緑樹の反対色である赤に、クリスチャニティーの象徴である白十字をデザインした国旗を持つスイス。そう考えてみると、クリスマスのイメージを強く持つ国、という風にも思えてきますね。
歴史を紐解くと、スイスは中世の宗教改革では大変重要な役割を果たした場所です。ツヴィングリやカルバンなどのスイス出身の改革者たちの活躍は特に良く知られており、ドイツに次ぐ宗教改革の中心地と言っ

ても過言ではありません。
スイスのクリスマス・デコレーションが、質素な中にも鮮やかな色合いを持つ独特の味わいを醸し出しているのは、そのような土地柄が反映しているからなのかも知れません。






「スイスのクリスマス」次回、5回目は「金色系デコレーション」を特集します。
*本サイトの「スイスのクリスマス」まとめ
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