スイス・チーズ in Supermarket
- Shige
- 2018年3月13日
- 読了時間: 3分


スイスのスーパーマーケットのチーズ売り場について、お届けします。
写真はスイスの一般的なスーパーマーケットのチーズ売り場です。

これらの写真に写っているのが全てチーズです。日本から訪れた方は、たいがいその種類と量に驚かれますね。

逆に、魚介類の品数は左の写真の通り。
日本とは比べるべくもありません。
スイス人が日本を訪れた時には、日本のスーパーマーケットの魚介類の豊富さに驚いた、という話は、かなり頻繁に耳にします。
山岳国スイスのチーズと、海洋国日本の魚。
食文化の典型的差異を、スーパーマーケットの二つの売り場に見ることができる、ということですね。
さて、そんな魚介類の手に入りにくい環境で暮らしている私は、横浜生まれの横浜育ち。海に近い環境で育ったこともあって、肉と魚があれば魚を選ぶタイプの人間ですので、欧州生活の当初には日本の魚料理への恋しさを募らせて過ごしたことを思い出します。(現在は工夫によってスイスで日本食を食べる方法もかなり身に着けましたので、だいぶ克服しています。「スイスで日本食」に関しては、別ページで詳しくお伝えする予定です。)
スイスで購入できるチーズはバラエティーが本当に豊かです。

日本でもおなじみのカマンベール・チーズは大・中・小と様々な大きさがあります。

大概の場合、スーパーマーケットにはワゴンセールとして、お買い得品が売られています。
通常より30%ほど安く手に入りますので、まずはワゴンでお好みのものがあるかどうか、最初にチェックすることをおすすめします。

ラクレット料理に使うチーズも大変種類が豊富です。

私はもっぱら値段と量とのバランスを考えて品物を選びます。
選ぶ際のコツは、表記されているグラム数と値段をじっくりと見て、納得行く品物を探すことです。
私は時にはスマホの計算機機能を使って、計算してから購入します。

スイス最大手のスーパーマーケット・チェーンは「Coop」(名前は「生協」ですが、普通の営利企業です。日本の「生協」とは少しニュアンスが違いますが、庶民の味方である点は共通です)
Coop にはオリジナル・ブランド商品が数多くあります。
写真のラクレット・チーズもコープオリジナル。値段も手頃です。


この大きさ、写真で伝わりますでしょうか。
右となりに少し写っているラクレット・チーズのパッケージの表面が板チョコ大ですので、比較すれば大きさはお分りになるのではないでしょうか。
これは主にお祭りやパーティーの時に、専用の「溶解機」を使って溶かして食べるものですね。

←日本でも広く知られている Gruyère グリュイエール・チーズです。
私の自宅、Leysin レザンからは1時間ほどの距離にある街ですが、チーズの銘柄としても呼ばれるほど「チーズの街」なのですね。(グリュイエールについては、別ページでお知らせする予定です)
↓チーズ・フォンデュ用のグリュイエール・チーズです。コクとまろやかさが絶品です。ぜひ一度、ご賞味あれ!


←本サイトの
スイス・チーズの誘惑 4 ひとり用フォンデュでお知らせしたパッケージが、この日訪れたスーパーマーケットでも売られていました。
写真右側のフォンデュ用チーズは、全てがパックされており、常温でも日持ちしますし、値段も手頃なので、日本へのおみやげに最適です。
この日訪れたのは、既述の通り「Coop」でしたが、もう一つの大手スーパーマーケットは「Migro」です。「Migro」に関しては、改めてお知らせする予定です。
スイスにお越しの際には、ぜひ一度、スーパーマーケットに立ち寄ってみてください。
チーズのみならず「スイスでの生活」を肌に感じるには、もってこいの場所だと思っています!
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